top of page

あなたはどっち?

今まで村上春樹の本は読んだことあれど、世に言うハルキストでは全くなくて、むしろどんな内容やったかな?と覚えていないぐらいだったのに、今読んでいる「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」 を読んでいると、正に自分が最近考えている意識の問題の受け取り方と同じことが書いてあってびっくりした。

ふと気がつくと、今までどこか惹かれていた人達の考え方を改めて見返してみると、今の自分と受け取り方が一緒で、そりゃ〜同じような人間だから惹かれていただけか、と妙に納得したのでした。



前置きはさておき、ずっと私は迷っていまして。

何に迷っていたかと言うと、リードのスタイルをどうするかずっと選べませんでした。


削り方はもちろん百人いれば百通りの、しかも同じ人間であっても全く同じものを作ることは不可能ですが、リードって大きく分けてスタイルが2つあると思うのです。


今まで、レッスンやマスタークラスを受けて習った人や、先輩後輩同級生など身近な人まで色んな人がいました。そりゃそうですね。で、色々見た結果、果たしてどっちがいいのか分からなかったんです。(リードだけじゃなくて、吹き方とかアンブシュアとかもですね。)


しかも、2つのスタイルを混ぜて削ってしまうということを結構長年やってしまっていて、それに自分で気がつけずもう訳が分からなくなって、


私なんて・・・向いてない・・・こんなに頑張って作ってるのに・・・肩痛い・・・

等の気持ちになっていたのです。



− で、じゃあどういう基準でどちらのスタイルを選べばいいんですか?

というと・・・・



息のスピードですね。多分。



誰かに為る、んじゃなくて、自分がどうかですね。



さあ、あなたの息のスピードは速いですか?それともゆっくりですか?






夏の風物詩、通り道のN○Tの花壇で毎年栽培されるスイカちゃん達が各棚に置かれていたので皆さんにお見せしたく、写真を撮った次第です。

最新記事

すべて表示

自分が一番の味方でいる

前録音した自分の演奏を聴いていて、意外とええやんって思うことがある。 今日もそんな風に思って、同じ演奏するのでもええやんって思いながら吹くのと、これでいいかな合ってるかな、あ~全然うまくいかんかったって思いながら吹くのとでは雲泥の差やなと感じた。 分かりやすく言うと、堂々としてる男性の方がきょどってる人より女性にモテるという感じ。笑 中学の吹奏楽で楽器を吹いて、レッスンに通うようになって、音大に行

学ぶ機会を奪わない

私、昔からお節介な人が苦手で、どっちかというとほっといてくれて、でも静かに見守ってくれる大人が好きだった。今も。 自分が年下のまだ若い子達に教えるようになって思うことは、その子達が自分で何かを学ぶ機会を奪ってはいけないということ。 まだ素直で柔軟な年齢の子達に何かを教えるのは、手取り足取りこうやってああやってって教えればすごく速く上達すると思う。 先生側もその方が教えやすいやろうなと思う。 でも、

自分を邪魔していたもの

最近ずっと練習する気が起こらなくて楽器すら出してなかったけど、久しぶりにちょっと演奏する機会があるから久しぶりに楽器を吹いてみたら前とすごく感覚が変わっていて ああ、もう無駄なことして吹かなくていいんや、余計なことしなくていいんや 苦しんで吹くことが良いこと っていう考え方はもういい加減捨てないとな、と思った。 そして、たまたま?か分からないが急にタンポが取れて練習強制終了。笑 今日直してもらって

bottom of page